ー 男の人って、髪の毛の量でこんなに印象が変わるんだ・・・!
キャバ嬢時代に出会った、経営者の博之(仮名)さん。
あだ名は、ヒロ君。
当時私は19歳で、彼は39歳。私が夜を卒業してからも、定期的にお食事をする仲。
ヒロ君は、私の知らないことをたくさん知っていて、とても面白い。
加えて、紳士的でエスコート上手だから、一緒にいて安らげる貴重な存在だ。
私がエステの仕事についてからも、お客様としてメンズエステのプログラムを利用してくれて、
公私共にお世話になっている。
ヒロ君とは、月に1~2回会うが定例になっているが、一時、2ヶ月ほど会えないことがあった。
彼は会社を3つ経営しているやり手なので、「お仕事が忙しいんだろうな」と思い、
ちょっぴり寂しい気持ちはありながらも、自分の仕事や友人との時間を楽しむようにしていた。
見慣れたはずの顔なのに、気付けなかった
ヒロ君との予定が合わず、気付けば4か月目にさしかかったころ
やっと日程調整することができた。
久しぶりのお食事に、私はルンルン気分でお気に入りのワンピースに身を包んだ。
写真の女性はモデルさん(笑)だけど、ワンピースはこんな感じをチョイス。
大きめの花をあしらった、上品なデザイン。
ブランド物にはあまり興味がないので、アウターや靴以外は、いつも通販で手頃なものを揃えている。(というと、驚かれるのだが。)
時刻は夜7時。銀座三越の前で、待ち合わせ。
(ヒロ君に久しぶりに会えるの楽しみだなぁ~!)
私は心の中ではしゃいでいた。思わず顔がにやける。
と、そのときLINEに連絡が来た。
『今、横断歩道を渡るとこ』
私はきょろきょろ辺りを見回したが、ヒロ君の顔が見えない。
(あれ・・・おかしいな・・・。)
金曜で人が多いせいもあって、なかなか見つけられない。
電話したほうが早いかなと思った私が、スマホを耳に当てようと思ったそのとき左の肩をポンと叩かれた。
振り向くと、そこにはヒロ君がいた。
『おまたせ、ナナミ。今日も綺麗だね。そのワンピース、花柄がとても可愛いね。ナナミによく似合ってるよ。』
いつも、私のおしゃれにすぐに気付いて褒めてくれるヒロ君。
そう、いつものヒロ君のはずだ。
顔も声も彼のはず。なのに、何かが違う・・・。
(髪の毛が多くなってる・・・?)
ヒロ君は、30代前半に仕事のストレスが原因で、
髪が急に薄くなってしまったと話してくれたことがあった。
半年前は、確かに薄かったはずの髪の毛。
明らかに、量が増えている。
私は、すかさず尋ねてみた。
「ヒロ君、もしかしてウィッグつけてるの?」
『ははっ、ナナミのそうやって気になったらすぐに質問してくるところは、
相変わらずだね。まあ、そこが素直で可愛いんだけど。』
と言いながら、彼は笑った。
諦めない。そして、妥協しない。
ー 今日は、穴子専門店での食事。
【 和個室処 「 はかりめ 」 |食べログより 】
やはり周りを気にせず二人で過ごせる個室は心地良い。
ヒロ君は、先付けの穴子と胡瓜の土佐酢和えをつまみながら、私に話してくれた。
『実は、植毛をしたんだよ。自分の毛を使って髪の毛の量を増やすんだ。
以前から、30代の頃に無茶をして、髪の毛を激減させてしまったことを気にしていてね。
当時は、自分の体のことに気を使っている余裕がなくて。』
私は彼の話を前のめりになって真剣に聞いた。
『40歳近くなって、ようやく時間にも余裕が出てきてね。1年前くらいから本格的に調べ始めたんだ。
カツラは面倒だからしたくない。育毛剤もや頭皮マッサージなんかをあれこれ試したけど、いまいち効果がでない。
そして、たどり着いたのが自毛植毛だったんだよ。』
(↑髪の量は、増やせます。実績と経験が違う、自毛植毛を試してみませんか?)
自毛植毛とは、「自分自身の毛髪を移植して、薄くなった部分に髪の毛を再生させる」こと。
薄毛を根本的に治療する、効果的かつ先進医療技術だ。
どんなに髪の毛が薄くなってもしっかり残っているのが 側頭部や後頭部の毛髪。
理由は、男性ホルモンの影響を受けにくい性質を持っているから。
頭皮にしっかり根付いている強い毛髪を、髪の毛を作る毛母細胞ごと採取して、
薄くなった部分に移植し、髪の毛を再生させて薄毛を改善する外科手術が、自毛植毛なのである。
『いろいろ調べていたら、自分の毛を使って毛量を増やすのが一番効果的で、負担も少ないことが分かってね。
しばらくナナミと会う時間を作れなかったのは、このせいなんだ。ほら、俺ってトコトン調べて、試しはじめると、
集中しちゃう癖があるだろ?妥協したくないんだよなぁ。』
私は「諦めない。妥協しない。」というヒロ君の性格をよく知っていた。
彼の魅力でもある「ストイック」な一面。
『調べてたらさ、自毛植毛のクリニックっていくつかあってね。いいなと思うクリニックには全て顔を出したんだ。
無料カウンセリングをしてくれるところがあるから、そこを中心に回ってね。
そして、ようやく出会ったんだ。俺と同じストイックさを持つ、井上院長に。』
それからヒロ君は、院長が自毛植毛についてどのようなこだわりがあるのか、
20数年の研究の末に培った技術と実績について、など、
まるで自分が井上院長であるかのように、楽しそうに語り始めた。
(こんなに無邪気な笑顔で話すヒロ君、初めて見たかもしれない・・・!)
私は心の中でそう思いながら、楽しそうに笑うヒロ君の笑顔を見つめていた。
自然な「生え際」や「つむじ」を諦めないで
自毛植毛後のヒロ君は、以前にもましてフットワークが軽くなったようだ。
彼自身、『失われた30代前半の若さが戻ってきたみたいなんだ!』と嬉しそうに周りに話しているらしい。
私はヒロ君みたいに、活き活きとした笑顔で語る男性が好きだ。
彼の経験を、頭髪問題で悩んでいる多くの男性に伝えたい。
そんな思いで、この記事を書いた。
(※もちろん、ヒロ君には名前を伏せることを条件で許可をもらった。)
一人でも多くの男性に、自信を取り戻してもらいたい。
だって、ヒロ君の笑顔は、本当に素敵だったから・・・。