名古屋を代表するラーメン「台湾ラーメン」とは?
細めのストレート麺に醤油ベースのスープ、
大量の唐辛子とニンニクを一緒に煮込んだミンチが大量に乗った
激辛マニアの名古屋人なら誰もが知る
ご当地ソウルフード「台湾ラーメン」。
名古屋メシとしても有名なので
ラーメンチェーン店等でも食べることができるのですが、
「味仙(みせん)」という台湾料理店が発祥です。
長男であり創業者の郭明優が
台湾の担仔麺を真似て賄いで作ったのが
「台湾ラーメン」の起源と言われています。
実際に台湾にこのラーメンは存在しておらず、
台湾では「名古屋ラーメン」と呼ばれているようです。
名古屋に「味仙」は9店舗存在しているのですが、
5兄妹がそれぞれ経営しており、それぞれのお店で
味も違ってたりします。(これ、名古屋人でも知らない人多いかも)
長男が経営する「今池店」「JR名古屋駅店」「中部国際空港店」
次男が経営する「八事店」
長女が経営する「矢場店」
次女が経営する「藤が丘店」「名駅店」
三男が経営する「焼山店」「日進竹の山店」
最近、東京神田に進出したお店は三男の「焼山店」系列です。
各店舗通販をしているのですが、
今回は創業者である長男の「今池店」バージョン、
次女の「藤が丘店」バージョン、
そして三男の「神田店」バージョンをお取り寄せして食べ比べ。
さすが総本山の味「今池店」バージョン
今池店バージョン
ストレートの生麺とミンチが2人分入っています。
ミンチに水を加えて茹でた麺にかけて食べます。
※ニラともやしは別途用意したものを加えています。
全体的にミンチの味が深く
これぞ味仙の台湾ラーメン!という味。
ミンチは若干硬め。
味の深み ★★★★★
スープのコク ★★★★
ミンチの量 ★★★
辛さ ★★★★
麺の太さ ★★★
あっさりスープのコク深い「藤が丘店」バージョン
藤が丘店バージョン
ストレートの生麺とミンチが一人分入っています。
スープが一緒に入ったストレートタイプのスープを
茹でた麺にかけて食べます。
※ニラともやしは別途用意したものを加えています。
スープにコクがあり辛さは若干控えめ、
台湾ラーメンに慣れていない人には
食べやすいので、こちらがおすすめかも
麺は今池店より若干細い感じがあります。
ミンチは柔らかめで量も多い。
味の深み ★★★
スープのコク ★★★★★
ミンチの量 ★★★★★
辛さ ★★★
麺の太さ ★★
もはや別物?「神田店」バージョン
神田店バージョン
乾燥のミンチとニラのかやくとスープをお湯で溶いて
茹でた麺にかけて食べます。
※ニラともやしは別途用意したものを加えています。
乾燥かやくなので、インスタントラーメン的。
スープが黒く、普通の醤油ラーメンが辛くなっただけの印象。
実店舗(神田店)の味とは程遠いもので、再現度皆無。。。
味の深み ★
スープのコク ★★
ミンチの量 ★
辛さ ★★
麺の太さ ★★★★
台湾ラーメンに馴染みのない複数の人と食べ比べしたのですが、
スープのコクがある藤が丘店バージョンが人気。
生粋の名古屋人には、やっぱり今池店の味が馴染みの味でした。
全店舗の味をご家庭で
この記事を書いている際に発見したのですが、
今回食べ比べできなかった「矢場店」「八事店」も
お取り寄せできるようなので、神田店以外で食べ比べしてみたいと思います(笑)