糖化しない美ボディになる!アンチエイジングの大敵「AGEs」と予防策

※本記事は、2017年10月19日に公開した内容をリライトしています。

皆さんは、「糖化」という言葉をご存知でしょうか?
糖化は「体内の老化現象」ともいわれています。
老化現象の原因となる物質が「AGEs(最終糖化産物)」です。

AGEs(エージーイー)とは・・・?

食事などで過剰に摂取した糖とタンパク質が結びつくことで体内に生成される物質で、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれています。
このAGEsが、私たちの加齢現象や健康に関わる物質として、近年研究が進んでいます。

体のパーツである肌、血管、骨などは主にタンパク質からできています。
糖化が進むとタンパク質は本来の働きができなくなり、カラダの機能に様々な変化が生じることが分かっています。

AGEsが出来る仕組み

AGEsはいったいどうやって出来るのでしょう?
簡単に説明すると、次の3ステップでAGEsは生成されます。

1、食事から糖質を摂る(ごはん、パン、パスタ等)
2、1の糖質が体内でエネルギーとして使われずに余る
3、余った糖質とタンパク質が結合⇒AGEsに!

AGEs
(イラスト:ささきささ)

AGEsが体内に蓄積されると、糖尿病、動脈硬化、骨関節症、皮膚の老化(しわ、くすみ等)が起こる可能性が高まるといます。

体の糖化=体の老化!老化が加速する悪習慣3つ

私たちの体は、加齢を止めることは出来ません。
しかし、老化速度を緩めることは可能です。それは体内のAGEsを減らすこと。

糖化を促進する(AGEsを増やす)悪習慣を3つご紹介します。
当てはまる項目がある場合は、体の老化を速めている可能性が高いので要注意です!

1. 食生活の変化

ここで、私たちの食生活の変遷をみてみましょう。
私たちの食生活は、戦前は、米、魚、味噌汁、野菜などの「一汁三菜」が基本でした。
しかし、戦争が終わり1960年代には食の洋風化が進み、
パン、パスタ、肉類、乳製品などを食べるようになり、
「糖質」や「脂肪」の摂取量も増加しました。
摂取量の増加により、体内の糖化反応が頻繁に起こるようになり、必然的にAGEの生成量も増加したといわれています。


2. 精製された糖質が老化を促進

砂糖
私たちの身の回りには、様々な糖質食品があります。
中でも「精製された糖質」は糖化反応が速く進みます。
精製された糖質の代表例は、「果糖ぶどう糖液糖」です。
(※「コーンシロップ」や「果糖」と表記されたりもします。)
人工的に作られた甘味料は、体内への吸収スピードが加工していない砂糖の1.5倍とも言われています。

【精製した糖質を用いて作られる食品例】
・菓子パン
・清涼飲料水
・飴、ガムなどの砂糖菓子
・スナックなどの加工食品
・ケーキ、クッキー、大福などの洋・和菓子


3.タバコが及ぼす肌への悪影響

タバコの害
喫煙者の血中AGE濃度は、禁煙者に比べてはるかに高い数値を示します。
タバコの成分であるニコチンは、煙を吸うとわずか7秒で脳の中枢神経に作用します。
すると、新陳代謝の低下、血管収縮、ニコチン依存などの中毒症状が起こります。

喫煙時に取り込む一酸化炭素は、
酸素の200倍の力でヘモグロビン(タンパク質)と結合します。
これが原因で、血液の酸素運搬機能を低下させ、全身の代謝機能がダウンします。

また、タバコを1本吸うと体内のビタミンC約30㎎を破壊します。
ビタミンCは、コラーゲン再生、メラニン色素の排出、
活性酸素の除去などの役割を持ち、皮膚の健康づくりに欠かせない栄養素ですので、
タバコを吸うことで肌の調子が崩れることは必然となります。

以上のように、タバコには私たちの体に有害物質が多数含まれているため、
これらが間接的にAGEの生成・蓄積に関与しているといわれています。

AGEsを減らすには?

抗糖化美人に
AGEsを減らすには、先ほど紹介した習慣を見直すことが大切です。

① 食事を和食中心にする
② 砂糖を多く含む食品を減らす
③ タバコの本数を減らすもしくはやめる

他にも、野菜から食べ始めて血統上昇を緩やかにする等、様々な方法がありますが、
先ずは上記3つから意識して、日常生活を見直してみましょう。
体は3ヶ月ごとに細胞が入れ替わると言われていますので、焦らず少しずつ、出来ることから始めてみましょう。

糖化したボロボロの肌や骨で10年後を迎えるのか、
それても、AGEsを減らして同世代と若々しさに差をつけるのか。
毎日の習慣で、あなたの老化速度は大きく変わることでしょう。


あなたの体は、どれぐらい糖化している?SHARPのAGEsセンサがスゴイ!

【余談】
ちなみに、筆者の体内のAGEs量は「Bランク」で、同世代の平均と比べるとやや上位でした。
AGEsセンサでは、体内のAGEs量を測定します。量が少ないほど良い(Aランク)とされています!

(…もっと気を付けて、Aランクを目指さなければ…!)

管理栄養士の鈴木です。 食生活、健康法、ダイエットなど、健やかな心身をつくるための お役立ち情報をお届けします。”You are what you eat !”