住んでみてわかったNYシリーズ③『ニューヨークはそこまで大した街ではない。』

ニューヨークと聞くと、皆さんこのようなイメージを持たれるのではないでしょうか?

「憧れの街、ニューヨーク」
「おしゃれな街」
「人も街も、キラキラしている」
「世界の最先端が集まっている」などなど・・・

これまでニューヨークに行ったことのない人や、観光で数日間しか行ったことのない人にとって、
「ニューヨークに住んでいる」と聞いただけで、「カッコイイ!」と憧れを抱く方は多いのではないでしょうか?
そして、私自身もニューヨークに住む前までは、キラキラしたイメージを持っていました。

しかし、いざ住み始めてみると素敵な妄想を打ち砕く現実がチラホラ・・・
決して、「カッコイイ!」だけではない、ニューヨークならではの「現実」がそこにはありました。

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今回は、1年以上滞在していた経験をもとに、「ニューヨークの生活の理想と現実」実態をご紹介します。

ひょっとしたら、このコラムを読み進めると、それまでニューヨークに憧れを持っていた方のイメージは180度変わるかもしれません。
よって、「華やかな街」というイメージを保ちたいあなたは、ここから先は読み進めないことをおススメします。

ニューヨークの現実①オシャレとは無縁!?汚い格好で歩くようになる。

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NYといえば、言わずもがな、世界を代表するファッションの街ですね。
観光客に人気のエリアといえば、5番街(※1)、洗練された最先端ファッションを発信し続ける街、ソーホー(※2)、オシャレな古着屋、若いクリエーターたちの発信場所として栄える街、ブルックリン(※3)などがあります。

※1) マンハッタン市内に構え、ティファニー本店を始めとした高級ブランド店はもちろんのこと、日本でもお馴染みのユニクロを始めとした、ファストファッション系のお店、NYを代表するデパート・サックスフィフスアベニューも構えているエリアである。
※2) かつては倉庫街として栄えていた街から、個性派ショップやおいしいグルメが立ち並び、マンハッタン市内を代表するエリアの一つ。
※3) 2000年代以降、再開発が進み、アーティストの若者が集う街として、ニューヨークを代表するオシャレな街の一つとして、今最もホットなエリアである。

とにかくNYは、「おしゃれな街」。
こんなオシャレなエリアに囲まれて住んでいたら、いずれは「オシャレになる」、「ファッションセンスが勝手に磨かれてくる」、なんて、思っていました。

しかし、いざ住み始めてみると・・・

オシャレになっていくどころか、自分がどんどん小汚くなっていっていることに気づきました。
小汚くなると言っても清潔な服は選んでいるのですが、上は夏は半袖シャツ、冬は長袖シャツに、下はジーパンといった、いわゆる楽なシルエットの洋服を着るようになっていきました。

ファッション関係の仕事をNYでしている、ということであれば、話は別ですが、当時は留学を目的として滞在していた私だったので、定期的な収入は一切ありませんでした。
よって、それまでの貯金だけで生活しなくてはならず、物価が高いニューヨークに住むことによって、「いかにお金をかけずに、生活しなければいけないか」という考えがメインになり、オシャレにお金をかけている余裕がありませんでした。

実際、私の周りの留学生も、貯金が多い、何かしらの収入がある、という人を除いて、オシャレに気を使っている人はほとんどいなかったです。
そのくらい、稼ぎがないと、一定以上の暮らしができない街であるということを、ニューヨークに実際に住んだことによって、身をもって知りました。

ニューヨークの現実②:壁が落ちてくる。

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「えっ!?」「うそ!!」と思いになったそこのあなた。
本当に、落ちるんです。

日本に住んでいると、大地震でも発生しない限りはまず起こらないであろうことが、ニューヨークでは日常茶飯事です。

その中の一つが、「壁が落ちてくる。」というもの。

日本でアパート、マンションを借りて住むとなった場合、個人的な感覚として「築20年」と聞くと、耐震が大丈夫かな?という考えをもちますよね。

ところが、ニューヨークの建物は20年どころか、50年を超えるようなビル・アパートが当たり前のように存在し、そのような古い建物に住むことは決して珍しくはありません。
ニューヨークを代表する建物・エンパイアーステートビルは、なんと築85年以上!

ニューヨークは日本とは違い、地震が起きない街であるため、「耐震構造」や「築年数」気にならないのかもしれません・・・。

しかし、いくら地震がないとはいえ建物にも寿命はあります。古い建物で手入れをしなければ、壁が突然落ちてくるのは当然ですよね。
私は、何度も壁が落ちる瞬間を目撃しました。

幸いなことに、被害には合わずに過ごせましたが、壁が落ちてくる真下に自分がいたら・・・と思うと本当に恐ろしいです。
不幸中の幸いでした。

ニューヨークの現実③:気が付いたら、電車が急行に変わっている。

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日本の場合、電車の到着1分でも遅れたら、「申し訳ございません」というアナウンスが流れるくらい時間厳守で、ダイヤを乱すことなく正常に運行していますよね。
一方でニューヨークを走っている地下鉄は、「時間通りに電車が動く」ということは、まずないと思っていただいてよいでしょう。
行き先の同じ電車が立て続けにくることもあれば、30分以上待っても、乗りたい電車がこないこともあります。それは、通勤時間帯でも関係なく起こり得るのです。

日本でも電車が遅延することや、遅延によってダイヤが変わることはありますが、その際には丁寧なアナウンスを行い、乗客が混乱しないように誘導してくれます。

ところが!
ニューヨークの地下鉄は、遅れるどころか、乗っていた電車の行先が、気づいたら途中から変わっている、各駅停車に乗っていたはずが、いきなり急行になっている!ということが当たり前に起こります。しかも車内アナウンスはありません。

自分が降りたい駅に止まるはずだった電車が急に停車駅を変えることや、行き先が変わってしまっていると、乗客を混乱させる運行が、当たり前に起こっていました。

ニューヨークの人は「仕方ないよね」と慣れた様子ですが、果たして本当に仕方ないのか・・・
地下鉄を利用する際は、よっぽど時間と心に余裕を持たないとストレス死してしまうのではないでしょうか・・・

このように、ニューヨークに住んでいると、日本ではありえない光景が、当たり前に起こっていきます。

住み始めた当初は驚きの連続ですが、いずれはその光景も当たり前だという風になっていくもの。
「ええ!そんなの嘘だ!」だと思ったあなた。憧れのニューヨークに住んでみてはいかがでしょうか!?

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アラサー・独身・女性。日常のふとしたことを記していきます。 フィギュアスケートやクラシックバレエやってます。 またNYへの留学を経験し、語学学校とビジネススクールへ通い、 ファッション会社でインターンしていました。 色々てんこ盛り人生です。