【連載③】子どもを産めば42万円がもらえる!出産育児一時金の手続き方法とは?

こんにちは、日々育児に奮闘中のまゆりです。

「妊娠・出産の時にやっておくべき手続きともらえるお金」シリーズの第3弾です。
前回は「傷病手当金」「出産手当金」についてご紹介しました。

今回は「出産育児一時金」についてご紹介します。

出産育児一時金って?

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子どもを産んだ全ての人に1児につき42万円が健康保険から支給されます。
※妊娠週数が22週未満の出産(流産・死産を含む)あるいは産科医療補償制度に未加入施設での出産は支給額が40.4万円になります。

支給の条件は?

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出産育児一時金の支給は「健康保険に加入していること、あるいは健康保険に加入している方の配偶者または扶養家族であること」が条件です。
出産手当金と違って、健康保険の種類は問いません。加入しているのが国民健康保険であっても対象となります。

手続き方法は?

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手続の方法は2つあります。

・直接支払制度を利用する場合
多くの場合はこの「直接支払制度」を利用します。
国から産院へ42万円が直接支払われることで、私たちが退院時に支払うお金は出産費用から42万円が差し引いた金額のみとなります。
この制度を利用する場合は、出産前に産院に申し出て手続き内容を確認するだけで大丈夫です。

・直接支払制度を利用しない場合
産院によっては直接支払制度を導入していない場合があります。
その場合には、手続きは出産後に行うことになります。
退院時に自費で出産費用を支払い、後から加入している健康保険組合に申請をします。

申請時期は?

・直接支払制度を利用する場合
妊娠37週に入った頃、里帰りの人は里帰りをしたタイミングで産院に直接支払制度の有無を確認しましょう。
制度がある場合は産院の指示に従います。

・直接支払制度を利用しない場合
産院に制度がない場合は、事前に書類を用意しておき、産後に郵送などの手続きをします。

申請方法は?

・直接支払制度を利用する場合
出産前の妊婦健診の時に産院で「出産育児一時金の直接支払制度を利用できるか」を確認し、利用したい旨を伝えておきましょう。
あとはその産院の手続の指示に従ってください。

・直接支払制度を利用しない場合
産前から書類を準備しておき、産後に手続きをします。
申請書は加入している健康保険組合のものを使います。
協会けんぽの場合はこちら → 健康保険出産育児一時金支給申請書 | 申請書のご案内 | 全国健康保険協会

申請書の必要事項の記入をして、入院まで保管しておきます。
出産をした病院の医師の記入が必要なため、入院時に持参して記入を依頼しましょう。
(病院によっては文書料として数千円かかる場合があります。)
退院時に書類を受け取り、出産年月日など産前には埋められなかった欄の記入をします。

さらに市区町村に出産の証明を受ける必要があるため、出生届提出時などに合わせて記入を依頼しましょう。

申請手続きは、健康保険協会の窓口に行くか郵送が必要です。
出産育児一時金の手続きは会社を介する必要がないため(会社側の証明・署名欄等がないため)、会社に郵送などを依頼する必要はありません。
自分で直接手続きを行いましょう。

必要な添付書類は?

・直接支払制度を利用する場合
特に必要ありません。

・直接支払制度を利用しない場合
「医療機関等から交付される出産費用の領収・明細書のコピー」が必要になります。
必ず保管しておきましょう。

いつ支給される?

直接支払制度を利用した場合は退院時の請求から差し引かれます。
利用しなかった場合は、申請後、1~2ヶ月で指定の口座に振り込まれます。

出産費用が42万円を下回った場合はどうなる?

出産費用が42万円に満たなかった場合は差額が支払われます。

直接支払制度を利用した場合、退院後に「支給決定通知書」が郵送で届きます。
それを受け取ってから「健康保険出産育児一時金差額申請書」を記入して健康保険組合に提出しましょう。

直接支払制度を利用しなかった場合は、後から手続きをして42万円を受け取るだけでいいので差額請求は必要ありません。

会社を退職しても加入していた健康保険から支給される?

次の要件を満たせば支給されます。

  1. 妊娠4ヶ月(85日以上)の出産であること
  2. 退職日の前日までに継続して1年以上健康保険に加入していた
  3. 退職日の翌日から6ヶ月以内の出産であること

もし上記の条件を満たさなくとも、夫の扶養家族になる手続きや国民健康保険への加入手続をしていれば、そちらの健康保険から支給されます。

申請してなかったけどもらえたはず!もう遅い?

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2年間は遡って申請することができます。
2年の起算日は「出産日の翌日」です。
2017年4月1日が出産日だった場合、2019年4月1日までに申請しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
出産の前後はただでさえ慌ただしく、産後は特に新生児のお世話のことで頭がいっぱいですよね。
でも忙しいからといって大事な手続きを忘れてしまったらもらえるはずのお金がもらえない、なんてことに!!
産後の手続きは事前にパパにも協力を仰いでおけば安心です。
出産前に必要な情報をしっかり確認して相談しておきましょう。

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茨城在住。だいち(1歳3ヶ月)と夫の3人暮らし。 育児に、仕事に、日々アップアップしながら奮闘中。 世のワーママの皆さん!一緒に頑張りましょう!