【連載⑩】切迫早産での入院や帝王切開をしたら要チェック!高額療養費でお金が返ってくる

 

こんにちは、日々育児に奮闘中のまゆりです。

「妊娠・出産の時にやっておくべき手続きともらえるお金」シリーズの第10弾です。

前回まででご紹介した制度は9つになりました。

【連載①】やらなきゃ損!妊娠中に4日以上欠勤したら傷病手当金をもらおう
【連載②】出産前に働いていた全てのママがもらえる!出産手当金をもらって、産前産後は安心!
【連載③】子どもを産めば42万円がもらえる!出産育児一時金の手続き方法とは?
【連載④】忘れるともらえない!?産まれたらすぐに手続きしておきたい児童手当
【連載⑤】仕事復帰するママは安心!最大で給与3分の2が保証される育児休業給付金
【連載⑥】忘れると払い損!?産休育休中の社会保険料の免除手続き
【連載⑦】産休前に会社と相談を!産休育休中の住民税の支払いはどうなる?
【連載⑧】実はもらえる?!妊娠・出産を機に退職したママは失業給付金をもらおう
【連載⑨】やらないと損!年度の途中で退職したママは所得税の還付金をもらおう

今回は出産の時にかかる医療費の話です。

高額療養費って?

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高額療養費とは、ひと月にかかる医療費が一定の金額を超えた際に、個人の負担が大きくなりすぎないように給付される助成金のことです。
一般的に妊娠・出産の場合は、病気や手術でないため保険が適用されないのですが、切迫早産や帝王切開手術は医療費扱いになるので、この制度を利用することができます。

所得状況により、自己負担限度額は異なります。
「8万円を超えると…」という案内が多いと思いますが、厳密には収入が低ければ57,600円が、収入が高ければ167,400円がそのラインになります。

所得区分 自己負担限度額
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
②区分イ
標準報酬月額53万~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
57,600円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
35,400円

(出典:全国健康保険協会 協会けんぽ)

支給の条件は?

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健康保険に加入している全ての人が対象となりますので、自己負担額を超えた時点で申請して給付を受けることができます。
夫の扶養に入っている場合にも、夫の健康保険の加入先に申請することで手続きが可能です。
また、同じ健康保険に加入していれば、世帯で合算することも可能なため、妻の医療費だけで限度額を超えなかったとしても、夫や子どもの医療費と合算して超えていれば申請することができます。

手続き方法は?

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申請時期は?

該当月分の合算金額が対象となるため、月が変わってから申請をしましょう。
対象月の翌月の初日から2年間が申請期間として認められます。

申請時期は?

該当月分の合算金額が対象となるため、月が変わってから申請をしましょう。
対象月の翌月の初日から2年間が申請期間として認められます。

申請方法は?

加入している健康保険機関の高額療養費申請書に記入して窓口に提出するか、郵送で提出します。
協会けんぽの申請書はこちら→健康保険高額療養費支給申請書

必要な添付書類は?

申請書以外にも医療機関の領収書を持参しておく必要があります。
失くすと再発行してくれない医療機関がほとんどですので、失くさないように保管しておきましょう。

いつ支給される?

申請後、審査が必要になるのですが、その審査に一定の時間を要するため、支給までに3ヶ月程度はかかるようです。

民間の医療保険であれば少額でも適用される場合も

電卓とカードと財布

妊娠・出産前から民間の医療保険に入っていた場合、保険会社の規定内容次第では保険金が支給されることがあります。
具体的には、入院・手術に該当する場合です。
切迫早産や帝王切開の入院ではもちろんのこと、出産の際に、会陰切開をした場合にも手術扱いになることがあります。
会陰切開の場合、そこまで金額が大きくないため、高額療養費の適用は難しい場合が多いのですが、民間の保険に手術として適用されることがあるので一度保険会社に確認してみましょう。

申請してなかったけどもらえたはず!もう遅い?

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対象月の翌月初日から2年間は遡及申請ができます。
もしかして対象になるかもという月が2年以内なのであれば 領収書を集めて申請してみましょう。

まとめ

妊娠・出産の費用は保険が適用できないために自己負担の部分が大きいですよね…
私も妊娠するまでこんなにお金がかかるなんて知りませんでした。
制度を利用して少しでもお金が戻ってくるのは助かるはずです。
是非一度確認してみてくだいね。

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まゆり

茨城在住。だいち(1歳3ヶ月)と夫の3人暮らし。 育児に、仕事に、日々アップアップしながら奮闘中。 世のワーママの皆さん!一緒に頑張りましょう!