目指せ、世界デビュー!大人から始めても遅くないフィギュアスケート~後編~

 

前編では、大人から始めた人でも、スケート初心者でも出場できるフィギュアスケート競技会をご紹介しました。
しかしこのような競技会は日本だけにしかない、と勝手にお思いではないですか?

海外でもフィギュアスケート競技会は各地で開かれています。
そして大人から始めたスケーターでも、始めて間もないスケーターでも、出場できる国際試合があります!

自分にはてっきり縁がないと思っていた “海外遠征”が、フィギュアスケートを通じて、しかも大人から始めたスケートで、実現が可能です。

海外遠征できるとなったら、よりモチベーションがあがるのではないでしょうか?
それはただ競技会に備えるだけでなく、海外現地の空気を味わい、世界中の新たなスケート仲間と繋がり、その上観光できる、というおいしい経験までできるからです。

今回はISU(International Skating Union)・国際スケート連盟公認のれっきとした国際試合、カナダ・バンクーバーでのマスターズ大会をご紹介します。
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■バンクーバー大会
開催時期:毎年8月~9月
場所:カナダ・バンクーバー

2016年から始まったバンクーバー大会。
2017年はMinoru Arenaという、バンクーバー国際空港から電車で約15分の会場で開催されました。

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(※大会関係者、Fさんの撮影写真より出典)

参加資格は毎年7月1日時点で28歳以上から、なんと79歳までと、幅広い年代層が出場できる競技会です。
種目は男女シングル、ペア、アイスダンス、シンクロナイズドスケーティングです。
出場クラスは年代別とスケート技術のレベル別で分けられます。
スケート技術とは、ジャンプ、スピン、ステップの技の規定によって決まります。
シングルを例にあげると、スケート技術のクラスは全部で5つ。
一番高いレベルからエリートマスターズ、マスターズ、ゴールド、シルバー、ブロンズに分かれます。マスターズ以上のレベルとは、3回転以上のジャンプや、フライング系、難しい姿勢でのスピンといった、いわゆる私たちがテレビで観戦するようなスケート選手のレベルがエントリーの条件です。一方でブロンズレベルは、1回転半以上のジャンプは禁止、スピンの規定もフライングスピンは禁止といった規定が盛り込まれています。
ISU主催の競技会ということもあり、採点方式は、ISU・国際スケート連盟公認の採点方式に基づいた、ポイント制で採点されます。

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試合出場を果たすだけでなく、観光も楽しむ!

当然ですが、試合に出場すると決めたら、練習が必要です。
(競技会に出場するまでにどれだけの練習量や費用がかかるの?と、疑問に思いの方、フィギュアスケートにかかる費用や練習量については、今後のコラムに記していきますね!)

普段はお勤めをしていて、大人になってからフィギュアスケート習い始めた“大人スケーター”は、練習に充てられる時間は限られています。
そして職場環境によっては、なかなか長期でお休みをとることが難しい人が多くいらっしゃると思います。

ですが、海外遠征のためお休みしたいとなった場合、
「海外旅行に行くのでお休みします」(あまり海外旅行行くから、といった理由を上司に伝えることはないかと思いますが)
と言うと、休むことに消極的な上司に対しても、
「国際試合に出場するために、お休みします」
となんて伝えると、
「ぜひ行ってらっしゃい!」
「頑張ってきてね!」
と、海外遠征を理由とした長期休暇を取ることをむしろ、歓迎してくれるかもしれませんね。
(実際、私の知っている大人スケーターの方で、国際試合に出場するからと上司に言って、1週間以上のお休みを取得することができたようです。)
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バンクーバーは自然が豊かな都会の街。
バンクーバー大会は例年夏の時期に開催なので、スタンレーパークといった観光地を代表する公園で自然を満喫してみたりして、観光を楽しむのもいいですね!

同じ趣味をもった者同士、大人になってから新たなコミュニティを築ける

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海外の競技会に参加する目的は、優勝や上位を狙う、納得のいく演技をする、という高い目標を達成させることや、試合だけでなく、現地で観光も楽しみたい!という人もいるかと思います。ですがそもそも仕事をしながら、大人から始めた趣味に没頭できることって、すごく貴重な経験だとはお思いではないですか?
どうしても仕事で忙しくなってしまうと、だんだんと仕事以外での人との付き合いが狭まってしまうと思います。ましてや結婚して子供ができたら、家族を優先して、なおさら自分の好きなことや趣味に充てられる時間が限られてしまうのが現状です。

そんな時、仕事とは関係なく、同じ趣味や目標をもった人同士、大会出場を通じて交流を持ち、一緒になって頑張ることができたら、また新たな世界が広がるのではないでしょうか?
また1年後、同じ場所で再会を果たし、お互いのこれまでの成長を称え、また次なるステップに向けてそれぞれが切磋琢磨していくためのモチベーションを作って練習に励む。そうやって自分自身を高めていくことができたら、より人生が豊かになるのではないかと考えます。

今回は日本にとどまらず、初心者でも参加可能な世界大会をご紹介しましたが、必ずしも順位を目指すことだけが、その人にとってのゴールではないと私は思います。国際大会の雰囲気を楽しむもよし、そして一緒に出場する競技者同士の交流を深めたいもよし!
テレビ観戦の通り、演技前の6分間練習から実践の演技、コーチと一緒に座って結果を待つキスアンドクライまで、まるで浅田真央さんのよう!と興奮することができます。

さぁあなたも、スケートを通じて新たな扉を開きましょう!
そして、世界、目指しちゃいましょう!!

カナダ連盟公式サイトからの2017年大会要項はこちらから(英語サイト)
ISU公式サイトはこちらから(英語サイト)
※上記はサイトより、バンクーバー大会の大会要項がご覧いただけます。
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水木春海

アラサー・独身・女性。日常のふとしたことを記していきます。 フィギュアスケートやクラシックバレエやってます。 またNYへの留学を経験し、語学学校とビジネススクールへ通い、 ファッション会社でインターンしていました。 色々てんこ盛り人生です。