ウイスキー愛好家への道

 

「ウイスキー」と聞いて、何を連想するだろうか。
一昔前までは、「おっさん」を連想した。それが、今ではどうだろう。

ハイボールの材料でもあるウイスキー。
おっさんだけでなく、女性たちがハイボール片手に楽しそうに語っている。
そう、昔と比べてずいぶん華やかなイメージになったのだ。

ハイボール

この時代に流行るのには理由がある。
1つめは、ウイスキーは、蒸留酒でカロリーが少ない。
2つめは、樽熟成するため、香りでリラックスできること。
勝因はこの2つではないだろうか。
現代は、あまりにもカロリー過多であり、ストレスが多い社会である。
ウイスキーが持つこの2つの特徴は、現代に適した嗜好品の証拠である。
おまけに、美白効果もあるというから驚きだ。

度数は40度以上。飲み方はひとそれぞれで良い。
ニート(ストレート)やロック、水割りにソーダ割り、トワイスアップ(ウイスキーと水を、氷を入れずに1:1で割ること)・・・。

自分の体調や気分と相談して決めても良いだろう。
飲み方ひとつ探るのも、ウイスキーの魅力の一つだ。

原料には、大麦をはじめとする穀物が使われる。
熟成環境によっても、風味は変わる。
イチゴ、バナナ、モンブラン、海苔の佃煮、お煎餅など、いろいろな味のウイスキーがある。
口にする1本が、なぜこの風味になったのか、思いを巡らせながら飲むのも面白い。
そう、パズルを解くような気持ちで。

そして、大好きな1本が見つかった瞬間、日常のストレスが一気に吹き飛ぶことを保証しよう。
それこそ、ウイスキー最大の力なのだ。
好きな1本を見つけたら、それを飲み続けるのも良いが、たまには浮気もしてみよう。
何度でもウイスキーの神様は許してくれる。

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Tomomi

バーテンダー。錦糸町の老舗バー「オールドスコット」に勤務して18年。 2007年の第1回ウイスキープロフェッショナル試験に合格。今一番好きなウイスキーは「アードベッグTEN」。