今年の秋は北陸へ。「北陸3県3泊4日旅行 富山県:宇奈月温泉、黒部峡谷」

 

女性だって、一人旅したいですよね?
そんな方は、是非私の旅行記を参考になさってください(なるのか・・・?)


ー9月22日早朝、目を覚ますと灰色のどんよりとした空。
せっかくの旅行に一抹の不安がよぎります。
旅行の朝はいつも早く起床し、移動時間に睡眠をとることにしているので、出発の時間はできるだけ早く設定しているのです。

この日の行程は、上野から宇奈月温泉へ向かい、そこを拠点に黒部峡谷を観光する予定です。
まずは上野から北陸新幹線で黒部宇奈月温泉駅に向かいます。所要時間は2時間半程度。
7:58発の北陸新幹線はくたかに乗車し北陸へ。
北陸新幹線には何度か乗車しているため目新しいこともなく、新幹線なので車窓を望むこともできないため、観光に備えて早々に2時間の仮眠をとります。

途中、糸魚川などを通過し、北陸新幹線は黒部宇奈月温泉駅に到着します。
「宇奈月温泉駅」とは名ばかりに、実際の宇奈月温泉まではこの駅で富山地方鉄道に乗り換え、さらに内陸へ向かう必要があります。
新幹線と富山地方鉄道の接続は良好で、駅でほとんど待つこともなく宇奈月温泉行きの特急がやってきました。

富山地方鉄道の列車はレトロな雰囲気を漂わせる旅情を醸すものでした。外観はもちろんのこと、内装も首都圏ではあまり目にしないタイプです。
宇奈月温泉へは特急で約15分。季節的なものなのか、それとも観光地としての知名度によるものなのか乗客はあまり多くありません。
また、外国人のアジア系の観光客が数人いたことには少し驚かされました。
調べてみると、中国語版Wikipediaには宇奈月温泉、黒部峡谷、双方のページがあったので、中国では意外に有名な場所なのかもしれません。

10030形

レトロな富山地方鉄道の10030形

車内

10030形の車内

宇奈月温泉駅の到着は10:50。
憂いていた天候は回復せず、宇奈月温泉に到着した時にはついに雨が降り出していました。
宇奈月温泉駅は、ホームに足湯があったり、駅前には温泉の噴水が設置されていたりするなど、温泉情緒を掻き立てる造りになっています。

宇奈月温泉駅

宇奈月温泉駅

宿にはまだ入れないため、駅のコインロッカーに荷物をしまい、早めのランチをいただくことにします。
この後はトロッコ列車で黒部峡谷へ向かいますが、出発までは約50分。
雨も降っており遠くへは行けないため、駅周辺で食事のできるところを探すと、ちょうど釜めしの看板が目に入りました。あまり時間がなく、ゆっくり食事することはできなかったのですが、おばちゃんの接客も丁寧で釜めしも絶品でした。

河鹿

「河鹿」で昼食

釜飯

具だくさんの釜めし

昼食も済ませ、いよいよ黒部峡谷へ向かいます。
黒部峡谷へは黒部峡谷鉄道のトロッコ列車で黒部川沿いを登っていきます。
この路線、もともとは黒部川での発電所建設のための資材運搬用鉄道で、現在でも観光用車両と並行して工事用の車両も同じ路線で運行されています。
トロッコ列車には普通の車両と、景色がよく見られるように窓ガラスをなくした車両の2タイプがあります。

せっかくなので景色をよく見られるよう窓なしの車両を選択しましたが、これが結構な失敗でした。
当然、新緑や紅葉の時期であれば峡谷沿いの絶景を満喫できるのでしょうが、9月末という中途半端な時期。加えて雨も降っていたため、高地ということもあり、かなり体が冷えたのです。
時期を外していたとはいえ、黒部川の渓谷美、いくつかのダムや橋など車窓の風景を堪能できました。
時には野生のサルなどの動物を車窓から見ることもできるようです。

トロッコ列車

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車

トロッコ列車の終点、欅平駅までは約1時間20分。寒さに震え、トロッコ列車を降りました。
ここでは峡谷に沿って散策できるほか、駅周辺に日帰り入浴可能な温泉が2か所あります。
駅から峡谷を600mほど下ると猿が飛び越えたとされる名勝「猿飛峡」、駅の近くの真っ赤な橋体が目を引く「奥鐘橋」が見どころです。
温泉は駅近くの猿飛山荘と奥鐘橋を渡った先にある名剣温泉です。
どちらも黒部峡谷を見下ろすことのできる露天風呂を備えており、なかでも名剣温泉は日本の秘湯を守る会に所属する宿です。
なお、欅平から黒部ダムまで歩くことのできる登山道があるほか、欅平駅から黒部ダムまで延伸する保守・工事用の鉄道路線があり、毎年数回見学会が開催されているようです。

黒部渓谷

小雨混じりの黒部峡谷

再びトロッコ列車で宇奈月温泉駅へ戻ります。2軒の温泉に寄ったため、到着した時間は17時を過ぎてしまっていました。
コインロッカーから荷物を回収し、本日の宿へと向かいます。
当然、温泉旅館ですから宇奈月温泉は黒部川の上流からお湯を引いており、源泉はトロッコ列車の途中駅でもある黒薙温泉です。

食事をつけず素泊まりで予約をしたので、夕食は外に出ることになります。
富山県内でも規模の大きい温泉地と聞いていたのでいわゆる温泉街を期待していたのですが、駅前まで出てみても街は暗く、飲食店も数件しか営業していないようでした。
これは季節的なものなのか、それとも温泉街としては寂れてしまっているのか…。

夕食をつけておくべきだったといくらか後悔しつつ、仕方ないのでお昼に釜めしをいただいた店に夜もお邪魔することにします。
温かいおでんをメインに、富山の珍味と聞いたイカの黒作り(いかの塩辛にイカ墨を入れて黒くしたもの)をアテにして、宇奈月の地ビールを満喫したのでした。

おでんとイカの黒作り

おでんと地ビールとイカの黒づくり

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旅行担当 O

ひとり旅をこよなく愛する鉄分高めのアラフォー男子。 年に三度の旅行だけが心の支えです。