北陸3県3泊4日旅行 福井県:東尋坊

9月24日、昨日までとは打って変わって、見事に快晴となりました。

せっかくいい宿に泊まったので、朝はのんびり過ごし、昼前に出発することにします。
この日の予定は、東尋坊を経由して福井市内へ至るのみなので、かなり余裕持ったスケジュールで設定です。

ゆっくりと朝食を済ませ、宿を出たのは10時半くらいになっていました。
宿の車で加賀温泉駅まで送ってもらいますが、駅に着くと昨日は気が付かなかった異様なものが目に入ります。
駅を見下ろすように、巨大な観音像が屹立しているではありませんか。
ガイドブックでは全く触れられていなかったこの巨大観音像は「加賀大観音」という名称で、かつては「ユートピア加賀の郷」というところが仏教関連のテーマパークとして運営していたようです。
バブル期に開業したらしく、バブル崩壊とともに経営不振に陥り、多くの関連施設は閉鎖されましたが、観音像は「大観音加賀寺」として開業しているとのことです。
とはいえ、最近では廃墟マニアが訪れるような存在になっています。

加賀大観音

加賀温泉駅の背後にそびえる加賀大観音

大観音に見送られ、加賀温泉駅から特急サンダーバードで芦原温泉駅へ向かいます。
芦原温泉駅までは約10分。たった一駅なのですが、鉄道の本数が少ないため、接続を考えると特急を使わざるを得ないのです。

芦原(あわら)温泉といえば、福井県を代表する温泉街のはずですが、芦原温泉駅は規模も小さく、駅前も静かな印象でした。
どうやら芦原温泉へは、えちぜん鉄道のあわら湯のまち駅が最寄りのようです。
芦原温泉駅から京福バスを利用して東尋坊へ向かいます。途中の芦原(あわら)温泉までは15分程度、終点となる東尋坊へは約50分で到着しました。

バスの停留所、駐車場から東尋坊までは、両脇に食堂や土産物屋が配された参道(?)を歩いていきます。休日ということもあってか、東尋坊はかなり活気があり、ここが自殺の名所とはとても信じられません。

東尋坊参道

東尋坊参道?

聞いた話では、ポケモンGOがリリースされて以来、東尋坊がレアポケモンの巣として有名になったようで、夜な夜なポケモンマスターが集まるために、自殺防止の一助となっているようです。

東尋坊といえば、英国のジャイアンツ・コーズウェイと並ぶ柱状節理の絶景が有名ですが、角柱が崩れているものも多く、同じ柱状節理ではあっても印象は異なるものだと感じました。
とはいっても、高さ最大25mの柱状節理が、日本海沿いに1km渡って続く断崖の景観は絶景です。

東尋坊

2時間ドラマでもおなじみの東尋坊

一帯を俯瞰して眺めたいなら、近くにある東尋坊タワーへ。
かなり寂れた印象のある東尋坊タワーですが、地上55mから眼下に東尋坊を一望できます。

東尋坊タワー

昭和感の強い東尋坊タワー

IWABA

IWABA CAFE

鳥取のすなば珈琲にインスパイアされたのでしょうか?
スタバ→すなば→いわば。もう分からないですね。
また、ここからの日没は絶景のようです。

東尋坊を堪能した後は、昼食の確保です。東尋坊周辺はどこも並ぶようだったので、少し離れた三国温泉へと移動します。
東尋坊から三国温泉まではバスで10分程度。
ランチの時間を少し外していたので営業しているか心配でしたが、三国港の駅前に巨大なカニの看板が目を引くお店「蟹の坊」を見つけました。
聞けば近隣の老舗旅館「望洋楼」直営の食事処とのことです。

もちろんカニが自慢のお店なのですが、越前ガニの時期ではないため、福井名物の越前そばと海鮮丼のセットをいただきました。
越前そばは、辛みの強い大根おろしと併せた冷たいそばで、つゆが直接かけられていることもあるようです。

蟹の坊

巨大なカニの看板が目を引く「蟹の坊」

昼食後は、三国温泉の日帰り温泉施設「ゆあぽーと」で汗を流します。
露天風呂ではないですが、日本海にそそぐ九頭竜川の展望を見渡すことができます。

その後、えちぜん鉄道で本日の目的地、福井駅まで向かいます。
三国港駅は大正時代に開業した歴史ある駅です。近年改装工事が行われ、当時の面影を残す駅舎に復元されていました。

三国駅

レトロな三国駅の駅舎

三国港駅から福井駅までは約50分。福井駅に着いた頃には、すでに日は西に傾いています。
えちぜん鉄道側の福井駅は小さな駅ですが、隣接するJRの福井駅は新幹線延伸を見据えるだけあって立派なものでした。
福井は恐竜を推しているようで、駅前はジュラシックパークのようです。
駅舎の壁面に加えて、原寸大の動く恐竜模型まで設置されています。

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道 福井駅

FUKUI

JR 福井駅 DINOSAUR KINGDOM FUKUIが見えます。

恐竜模型

福井駅前の恐竜模型。しかもコレ、動くらしいです!

福井の夜、地場の美味しいものを探しに繁華街へ繰り出します。福井の繁華街は駅前から少し離れた片町というエリア。福井だけでなく、北陸を代表する繁華街という触れ込みでしたが、低層の雑居ビルが多く、東京でいえば新橋といった印象です。
片町のエリアはそれなりに広く、また初めて訪れる土地なので情報がないため、宿泊先のビジネスホテルでおすすめの店を伺いました。紹介してもらったお店は、「さかな厨房 汐彩」。片町の中心からは少し脇にそれた、見つかりづらいところにあるお店でした。

こぢんまりとした居心地のいいお店で、店員の方(女将さんだったのかな?)にいろいろ勧めてもらいました。
また、日本酒の品ぞろえがすごい!日本各地のお酒を置いているようです。
せっかくなので福井の地酒を選んでもらい、伊藤酒造の「越の鷹」というお酒をいただきました。

珍味3点盛り

福井の珍味3点盛り

左から、板わかめ、へしこ、ホタルイカの畳干し。
へしこを初めていただきましたが、最高においしいですね。刺身でもよし、炙ってもよし、お茶づけにしてもよしです。

刺身盛り合わせ

北陸の刺身盛り合わせ

エビのから揚げ

エビのから揚げ。量が多すぎ…。



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ひとり旅をこよなく愛する鉄分高めのアラフォー男子。 年に三度の旅行だけが心の支えです。