今回紹介する温泉は、東京都にある神津島温泉保養センターです。
東京都内ではありますが、立地は伊豆諸島の神津島。離島で露天風呂もいいですねという趣旨で取り上げております。
神津島は東京から南へ約180km、伊豆諸島のほぼ中央に位置する小さな島。白い砂浜に透き通るような青い海、また島の中央には「新日本の百名山」にも選ばれた天上山がそびえる、変化に富んだ美しい島です。
海に囲まれているため、夏は涼しく冬も温暖な、一年をとおして過ごしやすい気候となっています。
キンメダイ、イセエビといった魚介類はもちろんですが、神津島では明日葉が有名です。天ぷらで食べることが多いですが、明日葉アイスなんていうものもあったりします。また、気候が温暖なため、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツも栽培されています。
神津島へは東京の竹芝桟橋、または熱海、下田から東海汽船の客船やジェット船でアクセス可能です。伊豆大島、利島、新島、式根島を順に経由した後に、一番最後に到着する島なので、竹芝桟橋出発の場合は片道10時間程度かかります。
また、飛行機を使う手段もあります。東京の調布飛行場から新中央航空が1日に3便運航しており、こちらは東京―神津島間をわずか45分で結んでいます。
他の伊豆諸島の島々と同様に、神津島も火山活動によって誕生した島なので、当然温泉も湧いています。
神津島温泉保養センターは、島の中心部である神津島港から村営のバスで約5分。徒歩でも20分程度ですが、レンタサイクルもあるので自転車を利用してもいいでしょう。
自然の岩場を利用した露天風呂は広さ275㎡を誇り、開放感満点!
夕方には太平洋に沈む夕日を眺め、夜は満天の星空を満喫できます。塩化物泉のため舐めるとしょっぱく、また温度はかなり低めです。
露天風呂は混浴になっており、入浴には水着着用が必須なため、水着を忘れずに持っていくようにしましょう。
大小2つの露天風呂に加えて、沢尻湾が見渡すことができる展望風呂もあります。
雄大な太平洋を満喫できる離島の温泉。神津島へ行った際にはおすすめのスポットです。
神津島温泉保養センター
泉質 | ナトリウム塩化物強塩泉 |
温度 | 約57℃ |
pH | 6.1 中性 |
主成分 | ナトリウム |
効能 | 肩こり・神経痛・腰痛・五十肩・冷え性・慢性婦人病 etc |
住所 | 東京都神津島村字錆崎1-1 |
アクセス | 神津島港から村営バス「赤崎遊歩道行き」で7分。温泉保養センター前下車、徒歩すぐ |