金田一温泉(岩手県) – 座敷わらしの現れる幸運をもたらす温泉地

 

今回紹介する温泉は、岩手県二戸市にある金田一温泉です。
「金田一」というどこか聞き覚えのある名称とともに、座敷わらしの現れる旅館「緑風荘」によってカルト的な知名度があります。

金田一温泉は、田園とりんご畑が広がる馬淵川沿いの静かな温泉地です。その歴史は古く、発見されたのは寛永年間。田んぼから湯が沸いていたため湯田温泉とも呼ばれます。また、江戸時代には南部藩の指定湯治場であったことから「侍の湯」として、湯治客に長く親しまれてきた温泉です。
IGRいわて銀河鉄道 金田一温泉駅

IGRいわて銀河鉄道 金田一温泉駅

芥川賞作家、三浦哲郎ゆかりの温泉としても知られ、一連の作品に数多く描かれています。なかでも1971年に発表された、緑風荘の座敷わらしをテーマにした児童小説「ユタとふしぎな仲間たち」はテレビドラマ化され、さらに劇団四季によるミュージカル化もされました。

緑風荘は当時のオカルトブームも相まって、雑誌やテレビ番組で「座敷わらしの住む旅館」として幾度となく取り上げられていたため、ご存知の方も多いでしょう。
座敷わらしが現れるとされていたのは、築300年の古い母屋の奥座敷「「槐の間」(えんじゅのま)で、この部屋に泊まり座敷わらしに出会えると幸運に恵まれると言われ、数々の有名人や著名人が宿泊することで全国的に有名になったため、3年先まで予約で埋まっていた時期もあったようです。

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旅行担当 O

ひとり旅をこよなく愛する鉄分高めのアラフォー男子。 年に三度の旅行だけが心の支えです。